動詞のます形?て形?ない形?た形?

こんにちは。ジャパンセンターオーストラリアです。

さて、実際にジャパセンの日本語教師養成講座420時間を卒業したスタッフである私だからこそ伝えられる内容を皆さんに共有できたらとブログに書いている『卒業生が語る!ジャパセンの日本語教師養成講座420時間』シリーズです。以下の内容どうぞご参考ください。

さて本日は、言語を学んでいく上、またいろんな言語でも文を作る上でもとっても重要な意味を果たす「動詞」に着目して皆さんに共有ができたらと思います。私たちが習った英語でもそうですが、どの言語でも基本的に文を作るときには「動詞」をいろんなルールに沿って形を変えていきながら意味の違いを作るかと思います。例えば英語の「eat」という単語でも、それを「ate」に変えることによって過去形になり、「do not eat」にすることによって否定形に、また「might eat 」で未来の可能性を示す文になったりしています。では皆さん日本語はどんなルールがあるか考えたことがありますか?私たちは当然のことながらその時の状況によって動詞を変化させながら文を作っていますよね。例えば、「食べます」という単語も、否定文を作るときに「食べません」、何かをお願いする時は「食べてください」、また未来の可能性を示す時は「食べるかもしれません。」などという風になるかと思います。では日本語を学ぶ外国人の方はこれを全部の通り覚えなくてはいけないのでしょうか。数えきれない程の動詞があるかな、そこからさらに枝分かれしていくものを全部覚えるなんて無理な話ですよね。。。そうなんです!日本語にもちゃんとしたルールが存在し、そのルールの基で動詞の活用されることになり、その時々の表現を変えていきます。

動詞の様々な【形(Form)】

今回は「動詞」に焦点を当て話していきますが、日本語の動詞は様々な【形】(Form)があります。例えば、「食べます」「書きます」「来ます」の様に語末に「ーます」がくる形を【ます形】と呼びます。そして、「食べた」「寝た」「書いた」「来た」の様に語末に「ーた」がくる形を【た形】。そのほかにもいくつかの形があります。(「食べて」=【て形】「食べよう」=【意向形】「食べ(ない)」=【ない形】…)。そしてこれは学ぶ教科書によっても多少の違いがありますが基本的にはこの【ます形】を軸として、そこから【た形】【ない形】【て形】などに決められたルールに沿って形が変えられていきます。今日はその中の一つである【ます形】から【ない形】の変換方法を皆さんに少しご紹介していければと思います。

その変換方法のご紹介の前に皆さんは日本語の動詞が大きく分けて3つのグループに分けられることを知っていますか。おそらく皆さんは中学校国語の授業でイ段変格活用、ウ段変格活用、などいうことを耳にしたことがあるかと思いますが日本語教育ではそういった難しい言い方ではなく、1グループ、2グループ、3グループ、という呼び方をし、動詞が分けられます。また【ます形】から様々な【形】へ変換する上でこのグループ分けがとても重要になってきます。ではどのように数えきれない程の動詞をグループに分けるのでしょうか。

動詞のグループ分け

動詞をグループ分けする時は動詞の「ーます」の一つ前にくる文字の音に注目していきます

《1グループ》

動詞の「ーます」の前が「(i)の音」になる動詞を1グループと呼びます。例えば、「書きます」はローマ字で書くと「Kaki-masu」となり、「-ます」の前が(i)となるので1グループに分けられます。このルールの基で考えると他にはどんな動詞があるでしょうか。「聞きます」「飲みます」「行きます」などがそれに当てはまりますね。そういった動詞は1グループとして分けられます。

《2グループ》

では2グループはどうでしょうか。2グループは「ーます」の前が「(e)の音」になる動詞のグループです。例えば、「食べます」は「Tabe-masu」と、ますの前が(e)となるので2グループになります。(例外有) 他には「寝ます」「出ます」などがあげられます。

《3グループ》

最後に3グループです。3グループは上記の2つの様にルールがなく「します」と「来ます」になります。

このグループ分けが【ます形】から他の「形」に変換するときに重要事項となります。それでは実際に【ます形】を【ない形】に変換してみましょう。日本語の表現で文章の中に【ない形】が使用されている表現は、例えば、「外に行かないでください。」や、「ここで待たないでください。」などです。さらには「本を返さなければなりません。」「名前を書かなくてもいいです。」などという表現の時にも【ない形】が使用されます。それでは作り方ですが、作り方は各グループによって異なります。

【ます形】→【ない形】 作り方

《「ます形」→「ない形」1グループの作り方》

1グループの「ます形」は「ーます」の前が(i)ですが、その最後の音を(a)に変えていきます。例えば1グループの「書きます〈Kaki-masu〉)」は「書か(ない)〈Kaka-(nai)」に代わります。他にも「聞きます〈kaki-masu〉」は「聞か(ない)」は「Kika-(nai)」となります。このルールを覚えれば「行きます」→「いか(ない)」「帰ります」→「帰ら(ない)」というように暗記しなくても簡単に変換することができます。例えばこの1グループの【ない形】を使用して文を作るとすると、「ここに書かないでください。」「公園に行かないでください。」などの文が作れることになります。

《「ます形」→「ない形」2グループの作り方》

では2グループはどうでしょう。2グループは簡単です。【ます形】の「-ます」の「ます」を切り捨てて「ない」を加えます。例えば「食べます」は「食べ(ない)」となります。「寝ます」→「寝(ない)」「出ます」→「出(ない)」となるわけです。これに沿って文を作ると「ここでないでください。」「骨は食べなくてもいいですよ。」などの表現が生まれます。

《「ます形」→「ない形」3グループの作り方》

それでは最後の3グループです。【ます形】では特にルールがないと言いましたが【ない形】に変換するときも同様でルールはなく覚えることになっています。【ます形】の「します」→「し(ない)」となり、「来ます」→「こ(ない)」となるのです。これを使うと、「ここでテニスをないでください。」「学校になくてもいいです。」のような表現になります。

 

以上の様に日本語は様々なルールの基で動詞の形が変わっていき、変換することで意味の違いを表現することができるのです。また上記に挙げた例を見ると予想がつく方もいるかと思いますが、

【ない形】+ないでください。:何かの注意をするときに使用する

【ない形】+なければなりません。:何かをする必要があるときに使用する

【ない形】+なくてもいいです。:する必要がない時に使用する

の様に日本語の文章は【動詞の形】+〈~~~〉を作ることで意味を持つ文が完成することになっていきます。今回は【ない形】のみの例でしたが、その他にも動詞には様々な形があり、その形をルールに基づき様々な表現ができるようになっていきます。それをジャパセンの日本語教師養成講座420時間では細かく時間を掛けながら学び、またこれをどのように日本語学習者の方々へ教えていけばいいのかをディスカッションを交えながら深く学んでいきます。

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今回挙げた例は本当にこの講座のほんのひと握りにも過ぎず講座の中ではこういった様々な日本語を「文法的」また「理論的」に学んでいきます。これからも私がこの講座を受けて感じたこと、また皆さんと共有したい!と思ったことをトピックとして挙げシェアさせて頂ければと思います!

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