有給ポジション獲得!インターンから始まった予想外のキャリアチャンス

今回紹介するのは、ワーホリでオーストラリアの高校に日本語教師アシスタントとして1か月半の間参加したAさんの体験談です。

インターンシップを経て有給ポジションへのオファーを獲得したAさん。まさに現地での積極的な姿勢が評価されて「自ら可能性を切り開いた」成功体験。

現地でどのように過ごして、何を学び、どんな経験をしたのか、実際の参加者の声をお届けします。

そもそも「日本語教師インターンシップ」って?

日本語教師インターンシップとは、海外の小中高などの教育機関に派遣され、日本語や日本文化を“現地の生徒”に伝えるアシスタント活動のこと。

先生のサポートとして授業に入り、自己紹介や文化紹介をしたり、生徒と会話練習をしたり、時には一人で授業を任されることも!

「英語に自信がなくても大丈夫?」と不安な方も、BBIの事前研修や現地サポートでしっかりフォローがあるので安心して挑戦できます。
教える経験がなくてもOK”、だけど挑戦した分だけ成長できる――そんなインターンです。

美しい田舎町、Naroomaの風景と出会い

オーストラリアの田舎町、Narooma。

シドニーから車で7時間南に向かうこの場所は、青い海と広がる自然に囲まれ、心地よい風が吹く、まさに「オーストラリアらしい」景色が広がっています。

どこか懐かしく温かい雰囲気が漂う人々の優しさと、自然が作り出す穏やかな時間が魅力のこの町で、日本語教師インターンシップを経験sひました。

「Naroomaには日本人がほとんどいないので、オーストラリアの文化を純粋に感じることができたんです。生徒や地域の人々と接するたびに、異文化の楽しさを実感しました。」

授業は英語で進行、異文化を超えて繋がる瞬間

インターンシップでは、現地の高校生の前で日本語を教えるという挑戦が待っていました。

生徒たちはほとんどが日本語初心者。

そのため、授業はすべて英語で進められます。

最初はどう進めるべきか悩むこともありましたが、次第に授業の中で自分の役割を見つけることができました。

「最初は不安でした。英語で授業を進めるのも大変でしたし、何より日本語を教えるのは初めての経験。

でも、生徒たちが少しずつ日本語を覚えていく姿を見ると、やりがいを感じました。」

特に印象に残ったのは、生徒たちが日本食をテーマにしたプロジェクトを行ったことです。

レシピを日本語で紹介し、実際に料理を作り上げる過程で、生徒たちが積極的に学んでいく姿がとても印象的でした。

「私の想像を超える形の餃子が誕生したり、これが当たり前に器用にできる日本人は手先が器用だなと改めて気づいたり、そもそも日本食は色んな味付けや調理工程があり美しいなと思ったり。

外国人が思う日本食、日本の文化はギャップがあったりするので、私がいることでより本格的な体験や知識を教えてあげられたことはとても嬉しかったです。」

インターンとして責任をもって間違いを訂正する場面も

料理に使う基本動詞を授業で説明しているとき、”boil”を“ゆでます”と教えていたのですが、先生が子供たちに「“お湯をゆでます”“米をゆでます”」と教えていました。

「日本語ではお湯は沸かす、お米は炊く、です」と教えると子供たちは、なぜ同じことを言うのに違う言葉なの?と不思議そうでした。

英語では同じ単語でも、日本語では違う単語になることが多々あるということです。

私がいて良かったと思ったと同時に、日本語って奥深いなと感じました。

ボランティア活動で地域との繋がりを深める

学校の授業外では、地域のイベント「JAPAN FESTIVAL」にボランティアとして参加しました。

Aさんは紙芝居と団扇つくりのセクションを担当し、学校外以外の子供たちとたくさん触れあることが出来たそう。

「独学で漢字やカタカナを習得している子もいて驚きました。日本を知ってもらえる良い機会になったと思います。」

ホストファミリーと共に過ごした温かい日々

インターンシップ中、現地のホストファミリーと共に暮らしていました。

ホストマザーは学校の教師で、彼女の支えと温かいおもてなしがあったからこそ、安心して日々の生活を送ることができました。

「当初は1か月の予定が、Narooma HSの教師でホストマザーのご厚意で、学期末までの1か月半お世話になり、ホストステイに至っては活動後も2か月ほどお世話になり、いい人脈と仕事にも恵まれ、オーストラリアの家族ができました。」

新たなキャリア「School Learning Support Officer」としての挑戦

インターンシップが終わると、ホストマザーの推薦で「School Learning Support Officer(SLSO)」として有給で働く機会を得ました。

初めは英語に不安を感じていましたが、ホストマザーの支えもあり、今では自信を持って授業のサポートをしています。

「新しい挑戦ができて本当に嬉しいです。SLSOとして、特にYear7の生徒たちの学習サポートやクラスコントロールを行っています。

ネイティブじゃない私にこの仕事が本当に務まるのか心配でしたが、ホストマザーが私の人柄と英語力を見て推薦してくれたんだと思うので、一生懸命期待に応えようと思います。

最後に:これから挑戦するあなたへ

オーストラリアの高校生たちは、想像以上に日本の文化に興味津々です。

「これは日本のどんな味?」「どうしてそのお祭りをやるの?」
日本食の材料や味、行事の意味や歴史まで…本当に些細なことまで目を輝かせて聞いてくれます。

だからこそ、自分の言葉で“日本”を伝えられる力を、少しでも準備しておくと安心です。

完璧な英語でなくても大丈夫。気持ちが伝わるように話すことが一番大切です。

私自身、最初は「どこまで関わっていいのかな」「どうやって授業に馴染んでいけばいいのかな」と迷いました。

でも、生徒とたくさん話して、自分から「こんなことしてみませんか?」と提案してみることが、信頼を築く第一歩でした。

この経験を通して感じたのは、インターンシップは教えてもらう場”というよりも、“自分でチャンスを掴みに行く場”だということ。

行動すればするほど、現地の先生方や生徒たちは応えてくれます。

実際に私は、自分の行動が評価されて、有給ポジションのオファーまでいただくという、思いがけないチャンスに繋がりました。

もし今、少しでも迷っているなら、まずは一歩踏み出してみてください。

あなたの「挑戦してみたい」という気持ちが、未来を切り開いてくれます。

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