【日本語教師養成講座】日本語教師としての基盤

BBIC420時間日本語教師養成講座

 

16期生はいよいよ佳境の9週目です!

17期生もギアを上げ始める4週目。

 

日本語教師養成講座は、

文化庁の『日本語教員養成にあたって必要とされる教育内容』に沿って

カリキュラムを組まれている必要があります。

もちろんBBICもそうですよ。

 

このカリキュラムの中には、いわゆる座学で勉強する「理論」があります。

どんな科目があるか、ざっくりご紹介します。

教授法
どのような教え方があるのか、またそれによってどのような効果が期待できるのか

音声学
人間の発声の仕組み、日本語の発音の特長など、
学習者の発音を訂正する際になぜこのような間違いをするのか、そしてどのように訂正したらいいのか

言語学/対照言語学/社会言語学
言語とはそもそもどのようなものなのか、いろいろな分類の観点から分析

コースデザイン
学習者のニーズや言語習得の背景からどのようなクラスやコースを組み立てていったら良いのか

日本語教育史/日本語教育事情
日本語教育の最新事情から、問題点の背景まで、日本語教育に関わる変遷と最近の傾向

文字・表記
今私達が使っている日本語にはどのようなものがあって、どのようなルールのもとで成り立っているのか

 

じつはあとこれの倍くらい理論の科目はあります。

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もしかしたら、みなさんが勉強したことのあるもの、

興味があってちょっとかじったことがあるもの、

これまでの人生の中で実際に経験したことがあるもの、などなど

まったく関わっていないわけではないと思いますが、

日本語を教えるにあたって、根幹になるところです。

この知識を備えていることで、文法の理解も深まり、実践へとつながっていくのです。

 

例えば、中国語を母語とする学習者が、

「もっと おおき の かぱん の くたさい」

と発話したとします。

正しくは、「もっと大きいかばんをください」です。

ここでの誤用は、

「おおき」→ 「おおき」長音が伸びていない。(音声学、文字表記)

「おおき 」→ 形容詞に中国語の修飾にあたる「的」が入っている。(対照言語学)
またこの文法は中国語の名詞修飾に用いられるもので、過剰一般化している。(外国語習得、対照言語学)

「くさい」→ 濁音にすべきところがなっていない。(音声学、対照言語学)

 

少しの発話でもこれだけの理論が関わっているんですね。

誤用訂正をご紹介しましたが、クラスを運営するにあたって、

授業態度が悪いけどつまらないのかな

→実はその学習者の母国ではそういう態度を授業中にするのは失礼に当たらない

など、「先生として」の基盤を作るのが理論の授業なのです。

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基盤づくり(理論)から基礎固め(文法)、応用(実践)が学べる

BBIC日本語教師養成講座

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