オーストラリアの永住権取得が目的の場合の考え方

永住権取得が第一か自身の勉強したいことから狙うか

どちら優先順位が高いかをしっかりと考える!

ジャパセンには最近、オーストラリアでの永住権取得に向けての留学プランのお問合せがとても多いです。恐らくジャパセンで多くの関連するブログ記事を載せているからだと思います。

そんな時に、よくお伺いすることは

永住権取得が第一か自分の勉強をしたいことからのアプローチか

という事です。

永住権に限らずオーストラリアのビザは、どのケースであっても必ず取れるという事が保証されているものではありません。いくらそれに向けて準備をしたとしても結果として叶わないことなども十分にあります。従って、取れればラッキーくらいの気持ちを片隅には必ず持っている方が、精神的にも安定します。

その上で、でもどうしていきたいかは皆さんそれぞれのお考えによるのだと思います。

今日は、オーストラリアの永住権を狙う方が必ず一度は考える、永住権取得が第一か自分の勉強をしたいことからのアプローチかに関して、考え方をお知らせしてみたいと思います。

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永住権取得が第一か自分の勉強をしたい事からのアプローチか

当然誰ものが永住権を取りたい、取れるようにアプローチをしたいという事なのですが、とは言っても一つの切り口として選択する職業によって、なかなかの難しさがあることは事実です。

ここで言う永住権取得が第一という考え方は、ご自身が好きであろうとそうでなかろうととにかく永住権が取れることを第一に考えて留学プランを考えること。

一方で自分が勉強をしたいことからのアプローチは、引き続き間違いなく永住権が狙える職業だが、日本人にとってなかなか永住権取得の結果が出ていない内容のものです。

前者も当然取れる事が保証されたものではないのですが、確率的にはとても高い結果を出している内容です。

従って、後者の場合は、狙っていき努力もしていくが最終的に永住権が取れないこともあり得、そういた環境がわかっている中で、

たとえご自身が勉強したい内容でなかったとしても確率的に永住権が取れそうなプランで進めるか

永住権が狙える職業だが結果が伴わない可能性もあることも認識し先に進めるか

の考え方をどう持つかという事となるのではと思います。

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永住権が狙える職業はたくさんある!高い確率はChef

以前にもブログ記事で取り上げていますが、永住権が狙える職業はたくさんあります。一つの目安として卒業生ビザが取れる職業がそれにあたりますが、卒業生ビザが取れる職業は212あります(常にこの数は変動する可能性があります)。

その職業を眺めたときに、日本人の方が永住権を取れるものとしてよく考えられるのが、シェフ、IT系、アカウント系、家具職人、配管工、自動車技師、看護師などになっていくと思いますが、この中で断トツで結果が出ているのはシェフです。

一方、他の職業から永住権が取れていないわけではありませんが、結果的にそこに行きつかない方もいます。それは、例えばポイント制で65点のパスマークをクリアしている方であったとしてもそこに行きついていないというパターンです。当然そういった方々は、就労ビザも取れてそこからの雇用主指名の永住権が狙えるプランもあると思いますが、その方法でも結果に結びついていないことがあるようです。

これらにはやはり日本人にとってその職業が持つ背景なども影響しているからだと思います。

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どうして他の職業はなかなか永住権の結果が出ないのか?

ITにしてもアカウントにしても他の職業にしても永住権を目指して皆さん一所懸命勉強をされて、プロセスも踏み十分にその可能性が持てる状態になると思うのですが、ではどうしてなかなか永住権の結果が出ないのでしょうか。

①ポイントの問題
ポイント制の永住権は、189,190,491と多く存在します。それぞれ65点のパスマークをクリアすると永住権が取得できる権利を得れます。ただ、その後にちょっと問題があります。それは、細かく言うと、パスマークをクリアした後にEOIというその状況を申請する手続きを行います。そこには何点取れているかなどが記載されています。そしてその内容を基にインビテーションが届き、それにより最終的に永住権が取得できるプロセスへと進んでいきます。

つまり、このインビテーションが届かない限り、65点をパスしていても永住権は取れないこととなります。ITやアカウントなどの職業はこのインビテーションが届く点数が高いと言われています。80点以上などと言われているのですが、その状況にならないとなかなか難しいというのが現状のようです。これはこの資格を持っている人たちがとても多いという事も要因の一つです。

②英語力の問題(入学時、就学時、就職時)
英語力は日本人にとって、壁になる存在であることが多いと思います。上記の通りに、留学プランから永住権なりを狙っていく場合は、学校への入学時、就学時、就職時などにこの英語力は関わってきます。

まずは入学時に相当の英語力がないとそもそも就学ができません。そしてそれをクリアして入学をしたとしても授業についていくことが大変であったりしてきちんと知識や技術が身に付かないこともあり得ます。知識や技術がきちんと身に付かないまま卒業して就職活動をした時に当然、影響をすると思います。

そして、首尾よく就職ができたとしても、英語を使って仕事をしていくこととなるので、それがうまくできないと(ネイティブ同等にできないと)仕事を任される度合いも少なくなったり、任される範囲が限定されることもあり、つまりその後の例えば雇用主指名の永住権に結びついていける人材であるかという観点からいい評価を受けられない可能性もあります。

例えば、IT系で進めていったときに、同じ資格などを持っているインド系の学生がいたら、彼らの方が英語が長けている可能性がありますし、もともとのIT技術も高かったりで、そちらの方が何かと有利に働く可能性もあるのかなとはある程度想像できる範囲です。逆に言うと彼らにも負けない、仕事上でも技術上でも英語力を持っていたり、もともとのスキルを持っていないと、永住権が取れる条件は満たすもののなかなかその先が見えてこない状況ともなり得ます。

③雇用の問題
上記②で挙げている内容もそうですし、コネクションの問題もあると思います。IT系であればインド系の方々、アカウントであれば中国系の方々など、雇用主に対してのコネクションがある程度ある可能性があります。一方、日本人の場合は、その点が簡単ではない環境下であることが多いです。

当然、これらは、良い雇用主との出会いがあったり、十分な知識や英語力があることで賄えられることなのですが、こういった状況があることも念頭に入れておくことは大事なことかと思います。

 英語環境で働けることが第一でその先に永住権がある考え方

では、どうしてシェフは永住権に結びつきやすいか?

シェフと言っても色々なレストラン等でのシェフがあると思いますが、日本人にとっては日本食レストランが多くあることが後押しにもなっているとは思います。

基本的にIT系であろうと、アカウントであろうと、シェフであろうとも上記と同じプロセスで永住権を狙っていけるので、ポイント制や就労ビザからの雇用主指名での永住権が考えられます。

まずポイントについては、そこまで高いパスマークを要求されていない点があります。65点で十分にインビテーションが届く可能性があります。

また、すし職人、お刺身、魚がさばけるなど、日本人特有の技術がありますが、そういったものは日本人ならではのものであり、雇用主側からすると、日本人の方が教えやすい、伝えやすいことなども出てくるはずです。また、日本食レストランという環境は、日本人が主体として対象となり得る環境なので、当然、就職する場合やそこからの雇用主指名の永住権も叶いやすい環境となります。

つまり上記で言うIT環境におけるインド人的な状況になるのが、日本人にとってはシェフなのです。よって、この職業からだと有利に働くことが多いという事が言えます。

永住権が万が一取れなくても他の方法も模索できる!

せっかくいろいろと永住権取得に向けて準備をしてきたとしても残念ながらそれに至らないケースもやはりあります。

従って、そういったときには、ポイント制で攻めていたのなら、就労ビザから雇用主指名へのアプローチに切替えたり、逆も然り、また、ポイント制も189の技術独立の永住権のみではなく、190や491などの地方スポンサーからの永住権も見据えたり、494という地方からの就労ビザ経由の永住権も見据えたりと、一つがだめでもいろいろと模索はできると思います。

従って、永住権を狙るときには、いろいろな可能性を見ながら、申請の際に一番可能性がある方法からトライをするという事が鉄則ですが、仮にそれがだめだった場合はオプション2を実践するという事も現実的に必要です。

また、それだけ長くオーストラリアにいるのだから、出会いなどもあり結婚ビザから永住権を取ることだって考えられるオプションです。

そういったことも駆使しながら、粘ることも一考だと思います。

英語環境で働けることはかなりの価値がある経験になるはず

万が一、いろいろとしても最終的に取れなかったとしても、是非、この英語環境で働いた経験をその後に生かしてください。

と言いますか、間違いなくこの経験はかなりご自身のものとして今後に生かされる能力が身に付いたと思いますし、実績にもなると思います。

永住権を狙う事は間違いなくいいことだと思いますが、一方で、確実に取れるものでは基本的にないので、この英語環境で働ける経験ができるという事を最低限の目標としてとらえて臨んでいくと、確実に永住権を狙うプロセスの中で、英語環境で働く場面は出てきますのでいいのかなと思います。

そしてその英語環境で英語を使って働いた経験は、とても価値のある経験になると思いますので、そのことも踏まえながら臨んでいくことはいい考え方になるのではと思います。

オーストラリアの永住権取得が目的の場合の考え方

いかがだったでしょうか。今日は、オーストラリアの永住権取得に向けての考え方に関してお知らせをしました。

オーストラリアは引き続き、他の国と比べたときにこの永住権が狙いやすい国だと思います。それは国や州政府がそういった方向で基本的に動いているからです。

また、それを狙うにあたって働いていくというプロセスが途中に入ることも多いのですが、それらをかなえられるビザ上の豊富さもその要因ともなっています。

従って、これらの事からオーストラリアで永住権を狙う留学プランを考えることは間違いのない方法です。ただし、この永住権含めてビザは取れるまで保証されているものではありませんので、なるべく取れる確率の高い考え方はなんであるのか、万が一取れなくても十分に価値のあるものであることなどをご理解頂ければと思って今回のブログアップとしました。

オーストラリアの永住権を考えている方は、どうぞ今回の内容もご参考ください。

なお、ジャパセンは、こういった、就労ビザや永住権取得に向けての留学プラン立てに多くの方法を知っている留学会社です。その辺は、弊社のブログ記事をどうぞ読んで頂き、ご参考ください。

いずれにしても、皆さんの考え方などを尊重しながら、そのご意向を汲んで、状況を鑑みみて良い形の留学プランやゴールを目指してサポートをさせて頂ければと思いますので、どうぞお気軽にお問合せ下さい。

全ては今の状況、目標などを伝えて頂くことから始まります。ぜひ、悩んでいる方、何をどうしていっていいかがわからない方、どうぞお気軽にご相談ください。

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一般英語、J-shineなどの英語教師の資格、ケンブリッジ検定試験、IELTS、ワーキングホリデーの方用のお得なコースなどの英語学校の紹介はもとより、その先の進学、専門学校も対応をしています。ビジネス系の学校に行きたい、手に職系の学校に行きたい、永住権につながるコースの選択など、皆さんの現状と目的に沿った学校紹介をしています。

また、ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定されており、TOEIC公式テストの運営や点数アップのためのTOEIC集中講座オーストラリアでも加入ができる留学生保険・OSHC学生保険の代理店帰国後の就職に向けての各種インターンシップ日本の人材紹介会社ホームステイの独自手配など留学に必要な多くの事を手掛けています。また、日本語教師を育てるための日本語教師養成講座を開講オーストラリア人日本語学習者への日本語学校運営及び日本への留学についても取り扱っている会社です。

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留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長(地域、授業料、システム、雰囲気など)などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。

これから渡航をしようと考えている方、現在オーストラリアに滞在中の方、ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方など、多くの状況があると思いますが、ジャパセンでアップしているブログ記事ホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。

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