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短期間ではあるが、日本人園長先生のいる幼稚園で活動できたことで、オーストラリアの教育事情を講義のような形で日本語で理解できた点は良かったと思う。日本での指導経験が乏しいため、実際に自分が教えたり、注意したりする際には、英語での伝え方を勉強しておけばよかったが、オーストラリアの先生方の指導方法は、怒る時(しかる時)はしかる、でも皆平等にハグをして愛情を示してあげるなど参考になる点が多かったので、今後に活かしたい。
また、ホームステイ先でも子供達のいる家庭であったため、一般家庭での生活を見れてよかった。とても優しく、明るい、MamやKidsに囲まれて、過ごしやすい1週間だった。
Abottsfordという郊外にある地域で、cityからバスで30分程度。バスは1本で行け、駅が近くにあってよいが、バスの本数が多いので行きやすい。
海辺が近く、小さなカフェや雑貨屋、スーパーなどはあるので、生活はしやすく、子供やファミリー層も多い郊外のベッドタウンのようなところ。
日本文化の紹介として、折り紙やひらがな練習帳のようなものを持っていったが、子供達が小さすぎて、教えるというより、見せて渡すたけとなってしまった。もっと紙芝居や日本の絵本のように、小さな子供(3才くらい)が分かるものを用意すればよかった。
日本では日常英会話程度はできるように、英会話スクールに通っていましたが、レッスン終了後少し間があいていたので、実際、海外で英会話をするのは1年ぶりでした。到着後すぐは久々で言葉が出てなかったが、ホームステイやバス、幼稚園で日常会話を使ううちに、思うことも相手に通じる程度には英語を使えるようになったと思います。
オーストラリアで一番とまどっていたことは、交通機関の不便さでした。ホームステイ先からシドニーシティーや幼稚園まで、バスで移動することが多かったのですが、初めてバスに乗ったときに、行き先やバス亭を表示する掲示板がバス内になく、また各バス亭も道の真ん中にポツんとあるようなものなので、日本と違って降りる場所がどこなのか見分けるのが難しいです。初めて乗る際は、運転手さんに聞いて降りる場所を確認しましたが、シティからステイ先に夜に帰ることがあり、降りる場所がいつもより遠く感じられ、バス亭(地域)の名前をうる覚えのまま、ステイ先住所メモを忘れてしまったことがありました。
最初に乗ったバスでわからなくなり、運転手さんに慌てて聞きましたが、住所がわからず運転手さんも困ってましたが、シティへ戻るバスを運転するから、も1回乗っていいよと協力してくれた時は嬉しかったです。
結局同じ経路を2往復して、最初に到着してた場所から、さほど遠くないところであっていたのですが、バスの乗り方には注意が必要なことを痛感しました。
オーストラリアでの幼稚園での許可やチェックは、州政府によって厳しく管理されている点や、子供の自主性を尊重する教育方針は日本との大きな相違点のように思いました。実際に、児童英語教師になった際には、日本と違った良い点は教える際に参考にしたいと思います。
幼稚園では、少々子供の英語がわからなくても、笑顔や表情、体で表現することで、すぐ子供がきてくれました。こちらの子供達は、ハグしてくれたり、名前で呼んでくれるので、とてもカワイらしく、やっぱり子供の笑顔はどこでも同じく愛しいものだなと嬉しくなります。
是非積極的に、自分から声をかけてみる気持ちを忘れずにボランティアに参加してみてはどうでしょうか。