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私は一人で海外来て、活動するには英語力が全然足りなかったと思います。日本の学校で学んできた文法や書く力よりも、聞く力、話す力がもっと必要でした。そのため、聞くことはかろうじてて出来ても、言いたい事が言えなかったりして、とても辛く、毎日早く帰りたいと思っていました。
言葉もよく分からず、世の中のルールや乗り物の乗り方、物の買い方、お金など分からないことだらけで、いつ何が起こるか、それに対処できるのか、毎日、気を張りっぱなしでした。
空港に着いてホームステイ先に行った初日は、同じプログラムで来ていた日本人とCityで遊ぶことになりました。しかし、まずバスと電車に乗らなくてはならず、とてもドキドキして行きました。着いてからは、意外と一人でも歩けるし、買い物も少し間違えたりするけど、できました。けれど、友達と別れた後、急いで電車に乗ったら、気がつくと違うところに来てしまい、なんとか乗り換えて駅まで着きましたが、今度はバスが全く来なくて人もいないし、暗いし、いつくるのかも、もう来ないのかもしれないと思ったり、家への連絡の仕方も言い方も分からず、まるで子供に戻ったようでした。何とか聞いて、とりあえずバスがあることを確認し、家へも公衆電話で連絡できました。でも、今度はバスでアナウンスもないし、停留所に名前もないので、変なところで降ろされてしまい、半泣きで人に聞きながら帰りました。
こんな私をホストマザーはとても優しく受け入れてくれました。話すスピードも遅くしてくれたり、とても分かりやすく話してくれたりしました。受け入れや日本人にも慣れていて距離感もちょうどよく、とても安心できました。
幼稚園は、初めは先生も子供も何を言っているのか分からないし、これから何をするのか、どう対処するのか、決まりはどうなっているのか・・・名前を覚えることもままならず、とても苦痛でした。でも、少しずつ自分から出来ることを聞いたりして、すると優しく答えてくれたり、子供達も紙飛行機などを通して、とても仲良くなることができました。
水が合わなかったり、緊張、不安があったり、生活の違いにとまどうこともありますが、3~4日で慣れてきて、ホストマザーが人生の教訓について暑く語ってくれて、それを必死に聞くこともできて、理解もできて、意思疎通ができたときは、とても嬉しかったです。家もだんだん自分の安心できるところになり、休めるようになりました。子供達とも慣れて、帰り際に”座って”と言われて”I love you.I remember”と言われ、キスをされたのは本当に嬉しかったです。
今回の留学はとても他の人に比べたら短かったですが、何事も気持ちが大切だということがよく分かりました。ここで学んだことをこれからも生かしていきたいし、もっと英語をちゃんと勉強して、言えなかった事が言えるようになって、またいつか会いに来たいです。
私が行ったシドニーのサン・スーシー(Sans Souci)は、朝・夕・夜がとても寒く、長袖を2枚着たり、コートを着ている人もいました。日中はあたたかく、日差しが目が痛くなるほど強いです。ノースリーブの人もいました。
家の周りは大通りから少し入ったところで、とてものどかで人通りが少なく、ビーチまで歩いて20分くらいのとても良いところでした。
もっと会話で使える英語を勉強しておけば良かったと思います。(でも、活動しながら学んでいきます。)
たった1週間だったので、あまり変わらない気もしますが、今までの文法にとらわれていた英語より、単語や表現力、話そうという気持ちが重要な英語力が少しついたと思います。また、聞く力もついたり、”こういうときにこう言えば良いのか”と改めて実感できました。
このプログラムで、私はホームステイ先の環境にもとても恵まれていたし、幼稚園の先生方や子供達もとても優しく、用意された環境的にはとても満足のいくものでした。
しかし、私自身の英語力が不足で、上手く言いたい事が伝えられなかったり、相手の言ったことが聞き取れなかったりして、せっかく私に話かけてくれている子供にも申し訳ないと思ったり、あまり話がしたくなくだまっているときがあったりしてしまいました。ホームステイも初めてだし、日本人も一人で、私は行く前からずっと日本に帰りたいと思っていました。
でも、何日か経つと少し慣れて、英語も気持ちでなんとかカバーしたり、自分から学ぼうという姿勢で過ごしました。そうしたら、子供が”I love you. I remember.”と言ってキスをしてくれてとても嬉しかったです。また、ホストマザーからとても深い話を聞くことができました。
私は英語が全然できないままシドニーに来ました。読む、聞くはまだ良かったですが、何よりも自分の気持ちが一番大切です。まわりもとても優しくしてくれるし、少しずつ慣れていきます。大変ですが、”自分から学ぼう”という姿勢が大切です。